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阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、好位でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気グランアレグリア(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、4コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の7番人気シゲルピンクダイヤ(牝3、栗東・渡辺薫彦厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した
勝ちタイムは1分32秒7(良)
さらにクビ差の3着に3番人気クロノジェネシス(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)が入った
なお、1番人気ダノンファンタジー(牝3、栗東・中内田充正厩舎)はクロノジェネシスとハナ差の4着に終わった
勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、その父Tapitという血統
デビュー2連勝で挑んだ朝日杯FSでは3着に敗れたが、それ以来のレースとなったここで、世代ナンバーワンと言われた能力を遺憾なく見せつけ、平成最後の桜の女王に輝いた
明け3歳初戦での桜花賞制覇は史上初
また、鞍上のC.ルメール騎手は昨年のアーモンドアイに続く桜花賞連覇(史上5人目)を達成した
〜レース後のコメント〜
1着 グランアレグリア(C.ルメール騎手)
「嬉しいです。すごく良い馬です。朝日杯FSで敗れてから、いろいろ勉強しました。朝日杯は速い脚を使えませんでした。今日は4コーナーから良い脚を使ってゴールまで頑張ってくれました。今日は4番手でリラックスしてレースができました。久々だったので心配しましたが、素晴らしい加速でした。この後、距離が延びてどうでしょう。マイルがベストではないかと思っています」
2着 シゲルピンクダイヤ(和田竜二騎手)
「テンションはマシになっていました。ゲートは出ていますがその後つまずいてしまいました。前がゴチャついていたので、後ろで1頭にさせて、リラックスしていて、タメも利いていました。内もポッカリと開いていましたし、馬込みを怯まないのであの位置になりました。今後はテンションがどうなるかだと思います」
3着 クロノジェネシス(北村友一騎手)
「スタートが良くて、スタートからのリズムは良かったです。3コーナー手前で外から内に寄せられて、少しぶつかってトモを落とすような所がありました。その時、良いリズムが乱れてしまい、もったいなかったです。パドックではテンションが高かったのですが、その後は落ち着いていて、オンとオフのメリハリができていました。レースに行くまでの過程が良かったです。直線ではもう少しバラけてくれると良かったです。外に出してからは、この馬らしい脚をみせて、頑張ってくれました」
4着 ダノンファンタジー(川田将雅騎手)
「スムーズに競馬ができて、道中も我慢できていました。しかし、勝ち馬が早めに動いていく形になり、追いかけざるを得なかった分、苦しくなってしまいました」
5着 ビーチサンバ(福永祐一騎手)
「良いスタートを切れました。道中はダノンファンタジーを見ながら良いポジションにつけられました。まだエンジンのかかりに時間がかかりますし、成長途上です。スッと反応できませんが、長く良い脚を使ってくれました。2着馬とはあまり差はありませんでした。厩舎が取り組んできたことが、反映されていると思いますし、次を目指してうまく対応してくれると思います」
7着 エールヴォア(松山弘平騎手)
「スタートでトモをすべらせてしまいました。内枠の分包まれてしまったので、前につけたかったです。終いは来ていますし、馬は頑張っていました」
8着 ジュランビル(松若風馬騎手)
「マイルはもちそうな感じでしたし、走ることも分かりました。これからもっと成長してくれると思います」
13着 アクアミラビリス(M.デムーロ騎手)
「スタートは出てくれましたし、ルメール騎手の後ろで一番良い所を行っていました。折り合いもちゃんとついていました。しかし、伸びませんでした。まだ子供です」
◎Nダノンファンタジー 4着
〇@シェーングランツ 9着
▲Gグランアレグリア 1着
△Cクロノジェネシス 3着
△Mビーチサンバ 5着
×Oシゲルピンクダイヤ 2着
☆Pレッドアステル 14着
馬単
▲→× 5700 的中
三連複
▲−×−△ 5990 的中
7300→11690
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