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東京競馬場で行われたヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めたD.レーン騎手騎乗の5番人気ノームコア(牝4、美浦・萩原清厩舎)が、直線で外に持ち出して各馬を差し切り、そのさらに外から脚を伸ばしてきた4番人気プリモシーン(牝4、美浦・木村哲也厩舎)にクビ差をつけ優勝した
勝ちタイムは1分30秒5(良、日本レコード)
さらに1/2馬身差の3着に11番人気クロコスミア(牝6、栗東・西浦勝一厩舎)が入った
なお、1番人気ラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)は4着、2番人気アエロリット(牝5、美浦・菊沢隆徳厩舎)は5着、3番人気レッドオルガ(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)は11着に終わった
勝ったノームコアは、父ハービンジャー、母クロノロジスト、その父クロフネという血統
前走の中山牝馬Sは直線で進路をなくす場面があって7着だったが、ここで見事巻き返し初めてのGIタイトルを獲得した
また、鞍上のD.レーン騎手にとっても初のJRA・GI制覇となった
〜レース後のコメント〜
1着 ノームコア(D.レーン騎手)
「レース中は手応えが良かったので自信がありました。直線でスペースができるかが心配でしたが、スペースができれば勝ち負けになると思っていました。マイルも彼女にピッタリの距離でした。来日することができて皆様に感謝したいですし、(GIを勝てて)とてもファンタスティックな気持ちです」
(萩原清調教師)
「勝ててほっとしています。厩舎を支えてくれた関係者の皆様に感謝したいですし、オーナーや皆様にGIを勝つことができてとても嬉しいです。今日は馬も良い状態に見えましたし、ジョッキーの実績を見ても彼の感性に任せて乗ってもらったほうが良いのではと思っていました。直線入り口では勝ち負けになると思いましたし、ほっとしました。去年の春に無理をさせなかったオーナーの判断が実を結んでくれて嬉しいです。まだまだ伸びる余地がある馬ですから、しっかり管理していきたいです」
2着 プリモシーン(福永祐一騎手)
「厩舎で取り組んでいたことはできました。ゲートで待たされていましたが、駐立はしてくれました。スタートは五分に出ていて、やりたい競馬はある程度できました。諦めることなく頑張ってくれましたが、(前に)もう一頭いましたね。タイレコードで走っていますし、これ以上求めないくらい頑張ってくれました。残念です。悔しいです」
3着 クロコスミア(戸崎圭太騎手)
「センスのある馬です。レースはしやすいです。ジリジリとしていますが、差し返してくれました」
4着 ラッキーライラック(石橋脩騎手)
「雰囲気は悪くないです。スタートはしっかり切ってくれました。今日は出していってからペースを見て決めようと思っていて、3コーナー前から速いなと思いました。折り合いはつきました。もう1列後ろでもいいのかなと思いましたが、前は交わせそうでした。自分のレースはできたと思います」
5着 アエロリット(菊沢隆徳調教師)
「この馬の刺激になったと思います。自分で引っ張っていきあのタイムですし、力は発揮できていると思います」
10着 レッツゴードンキ(岩田康誠騎手)
「いい脚は使っていますが、後ろすぎたかもしれません」
12着 デンコウアンジュ(柴田善臣騎手)
「時計を持っていないことだけが気になっていましたが、最も嫌なパターンになってしまいました。脚をためる所がなかったです。流れは速くなりましたが、前が止まりませんでした」
16着 ワントゥワン(中谷雄太騎手)
「タイムが速すぎます。もうちょっと終いの掛かる競馬が良かったです。速い流れがいいとは思いましたが、前が止まりませんでした」
◎Aレッドオルガ 11着
〇Jアエロリット 5着
▲Eラッキーライラック 4着
△Hプリモシーン 2着
△Nカンタービレ 18着
×Cノームコア 1着
☆Lサトノワルキューレ 13着
7300→0
いやぁ…伸びてきてたんだけどなぁ…
コース取りが絶望的でした…
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